イグアノドンを掘り出せ!

ゴビ恐竜発掘ツアー2003

イグアノ
2003年8月8日〜15日

出発発掘

化石を探せ

11asa1.jpgさあ、今日から発掘だ!まずは朝ご飯。

11hone1.jpgこれは白骨。化石ではない…。

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やった、化石発見! だが、断片だけで繋がってなかった。
辺りを掘り返してみたがこれ以上何も出てこなかった。
残念。

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こちらで亀化石発見! 甲羅はわかりやすい。

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以上、こんなにキャンプのそばで見つかるのである。
毎年おなじみのトカゲもいるのである。

11hiru.jpgあっという間にお昼。


イグアノドンを掘り出せ

午後からは前年に埋め戻したイグアノドンを掘り出す作業に入った。
まずは、埋め戻した土を取り除かなければならない。
11gogo1.jpgえっちらおっちら
11gogo2.jpgやっと化石に到達!
が、本日の作業はここまで。それだけ取り除き作業が大変だったということだ。

11yoru1.jpgそして夕飯。


イグアノドンを…の続き

12asa1.jpg朝、外でごはん。 外のが涼しくてキモチがよかった。

さて、掘り出し作業の続きである。穴はこんな感じになっている。
今年は日本から持ち込んだミノが大活躍。
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12hiru1.jpgお昼にはうどんが出た。


他の化石を探せ

イグアノドン現場は土を退けてしまったら、あとはこつこつ作業なので、数人いれば十分。
他の人は別の場所で他の化石探しにとりかかった。
12gogo1.jpgこの斜面で探してみよう。
ここは魚とかカンプソサウルスとか細かい化石がぽつぽつ出る。

嵐がやってきた。12gogo2.jpg
午後もおそくなって嵐前線が発掘斜面の近づいてきた。
まわりになーんにもないので前線がよく見える。
このあと激しく痛い風が吹いて大粒の雨が。

12gogo3.jpg嵐のあとは地面に届く虹!

キャンプ地に戻ってみたら、ゲルが崩壊してて、建て直しているところだった。
まあ、もんのすごい風であったことは確かだが、今年のスタッフはゲル設営ちょっとヘタかも。
夕飯はチャーハンだった。
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イグアノドン、仕上げ

朝ご飯に私の大好きなホーショル(モンゴル版ピロシキみたいなもん)が出た。
私はいいが、普通の日本人は朝から油っこいものは苦手なようだ。 13asa1.jpg

発掘地最終日である。見つけた化石は運べるようにジャケットしておかねばならない。
13gozen1.jpg三々五々イグアノドン現場へむかう。
13iguano1.jpg収穫は肋骨2本。
今回は、土壌が砂っぽく崩れやすいので、添え木をつけてジャケットすることになった。
そのへんから枝を調達して添え木を作った。
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13iguano4.jpg肋骨ジャケット二丁あがり。

13hiru1.jpgお昼は焼きうどん。
13hiru2.jpgスタッフは車両メンテに余念がない。


お世話になったものたち

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給水車(左)と洗面台(右)。
ここは水がないので、給水車をトラックのうしろにつなげてはるばる水を運んでくるのだ。

13hatudenki.jpg発電機。
夜は電気がつく。冷蔵庫も使える。でも、ずっと回しているわけじゃないので、ビールを冷やすくらい、かな。

13gps.jpg骨が散らばっている場所をGPSに記憶させているところ。
実際のところはGPSにはそんなにお世話になっていない。
まあ、これのおかげで熟練トライバーじゃなくてもキャンプ地にたどり着けるようになったようだが。

13yagi.jpg山羊を連れた近所の遊牧民の方。
ゲルの建て直しの時をはじめ、いろいろお世話になった(と思う)。


帰途ドライブ
14asa1.jpg駆け足だった発掘キャンプ生活もおしまいである。おいしいキャンプ地の食事もおしまいである。これからまた1日かけてウランバートルまで戻るのである。
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チョエルのガソリンスタンドで給油。

14dog1.jpg
ガソリンスタンドには人懐っこい犬がいた。
遊牧民の犬は他人には危険というが、ここチョエルの町の犬はそうではないらしい。
昔、駅にいたわんこも人懐っこかった。

14train1.jpg道は鉄道沿い、たまに列車が見える。

14road1.jpg14road2.jpg
ずーっとダートを走っていく。ウランバートル近くになると舗装道路になる。


ウランバートルのお店

ウランバートルの街は毎年様相が変っていく。
14shop1.jpg妙なキモノガールの看板が…。
14shop2.jpg英語の看板も増えた。

14shop3.jpgお馴染みキオスクもこぎれいに。
14shop4.jpgコンビニスタイルの店も登場。

15air1.jpg15air2.jpg
まるでCMのような写真が撮れた。
のはいいが、機内はガラガラ。もしかしてこのせいで行きの便は欠航したのか!?

といったところで、2003年の恐竜発掘ツアーはおしまいである。 そしてゴビ2004に続く…。



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Aug. 18, 2004
Last Modified: Aug. 18, 2004

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