2002年夏、実家のタイムくんが副腎疑惑ハゲになった。推定年齢3才である。母はびゃっこと同じ病院に通って経過観察をしていた。サプリメントも病院で出してくれたキトサン中心のものを与えてみていた。
2ヶ月くらい様子を見たが、母はハゲがいたたまれなかったらしく、先生の勧めもあって手術することにした。タイム自身は元気いっぱいで、食欲もお腹の調子も問題なかった。
10月18日、タイムは副腎摘出の手術をした。左をとったそうだ。タイムの左副腎は黒ずんでおり、腫瘍一歩手前状態だったそうだ(普通は白いそうだ)。とってよかったくちだと思う。母はびゃっこがサプリメントだけで1年半やってきたのも見ていたし、私が手術しないでホルモンを押さえる注射をはじめたことも知っていたのだが、手術に踏み切ったのは、やはり飼い主の勘が働いたのではないかと思うのだ。
術後の回復、抜糸とも順調で、特に調子を崩すこともなかった。
体調は万全だが、タイムの毛はなかなか生えてこない。母は手術前より抜けているような気もするという。元気だけは全然問題なし。病院に相談したところ、副腎をとってもすぐには生えてこないケースもあるといわれたとか。毛がわりの時期を逃したせいかどうかは不明。
びゃっこと同じサプリメントを摂りつつ経過観察となっている。
【現在のお食事と薬・ミント&タイム】
2003年2月、手術してから4ヶ月くらい過ぎた頃、タイムの毛がはえてきた。ふさふさとは行かないが一安心。やはり、発毛が遅れたのは毛がわりタイミングのせいだったのかも。
タイムは、遊びたりないと一緒に寝ているミントの耳をはみはみする。ミントは全く抵抗せずやられるまま(キューとかいってるけど)。これも副腎の影響かなと思ってたが、全身状態が改善してもこの行動はかわらず。ので、寝る時は別居となっている。
2003年、タイムの毛が生えないと母が騒いでいた頃、実家のミントくんも微妙にハゲてきた。推定年齢4才である。
ミントは春頃からいまいち元気が無いと病院へ通っていた。原因はわからず、ハゲ方も副腎典型ハゲではなかった。
7月10日、ミントは副腎摘出の手術をした。左をとった。タイムのよりさらに黒ずんでおり、もっとやばかったかもという感じ。大きさは1cmくらいで、びゃっこのよりは小さかった。
ミントの場合は手術前も体調万全でなかったせか、すぐには退院できず、母をやきもきさせた。でも、2日くらいの入院で済んだ。
【現在のお食事と薬・ミント&タイム】
2003年12月、手術してから5ヶ月くらい過ぎた頃、ミントの毛も生えてきた。まだ短いけど肉づきもよい。一安心だ。
【現在のお食事と薬・ミント&タイム】
2004年、タイムの毛がまた抜けてきた。匂いつけ行動も皮膚の感触も副腎臭い。リュープロン注射をしてみることにした。5月現在、何回目かの注射のあと毛が生える気配はするものの、あまり生えていない。
一方、ミントのほうは短い毛がしっかり生えていて普通になっている。
【現在のお食事と薬・ミント&タイム】(2004年5月)
タイムは2004年秋に一時危篤状態になったが持ち直し、その後、腎臓系のサプリなどを摂りつつまったり過ごしていたが、2005年3月23日に亡くなった。2月くらいから毎週通院・点滴しており、最期は体温が上がらず冷たくなっていたのだそうだ。