P対策

[ナースフェレ] フェレットにつきものの下痢Pと嘔吐G。
うちではとらとすざくがやってくれました。その時、お医者にいったり諸先輩方からアドバイスいただいたことをまとめてみました。

Pの原因

  1. 異物を飲み込んだ
  2. 刺激物を食べた(とらの場合)
  3. 感染症(ウイルス/寄生虫)
  4. 精神的ストレス
  5. 温熱環境的ストレス(熱射病/寒さ)(すざくの場合)

Gの原因

  1. Pに同じ
  2. 毛玉がたまった

いずれの場合も水Pになってしまったらできるだけ早くお医者さんに連れていってください。急激な体力低下で命を落とすこともあります。

共通の応急処置

  1. 脱水症状に注意。
  2. 油分を避ける。
  3. Gの場合は一日程度絶食。
  4. 保温

ねこまたぎ的ノウハウ

とらの場合

発症:
1999年4月4日(日)。夜遅く帰宅したらとらが緑の水Pをしていた。飼い主蒼白。FML(フェレットメーリングリスト)に泣きつき、アドバイスをもらう。
水も飲むし、フードも食べようとする。無理に食べさせる必要はないとのことだが、自分で食べるので好きにさせる。
夜中にコンビニに走ってポカリスエットを買ってくる。しかし、とらは飲まない。(水を飲んでるからいいけど)
原因:
直接の原因はキムチ鍋調理中に飛び散ったものをなめたことだと思われる。朝にいつも台所で基地にしている段ボール箱を齧っていたので慌ててやめさせた。段ボールにはキムチ鍋の飛沫がついていた。その夜のことなので。
一週間前に名古屋でのフェレットショウ、2日前にたまいたいちなど、おでかけが続いていた。疲れて弱っているところにトウガラシ&にんにく系の刺激物が入ったので、激症になったのだと思う。
とらはびゃっこに比べると胃腸は強いし、今までオフ会に行っても新人お迎えしてもPになったことがなかったのだが。
最初の治療:
翌朝、月曜で近所の病院がお休みだったので、電車で40分の別の病院へ。聴診器・触診・検温。触診の結果、異物はなさそうだった。便を持参したのでそれと、検温のときに出たやつを検査。通常、腸内にいる菌のみで虫などはなし。但し、菌のバランスが崩れているとのこと。
下痢止めの注射を打って、腸の粘膜を保護するという液体の薬・強肝剤の粉薬・整腸剤の粉薬を処方された。
1.2kgあった体重が800gに激減していた。
獣医さんからきいた話: 液体の薬はもらったミニ注射器で問題なく飲んでくれたが、強肝剤と整腸剤はFERRETONEに混ぜてもいやがって飲まない。病院へいった日の夜にはPだが緑ではない状態まで持ち直した。
4月6日(火)(通院の翌日)にPというよりはただの緩めの便になる。夜から薬をやめてみた。この日、びゃっこだけT@KAさんちに連れていって白い子大集合オフ会状態となった。
4月8日(木)には体重が1kgまで回復していた。
再発:
通院から1週間後の4月13日(月)、下痢はとまったのだが、便が柔らかいままで、なかなか普通の状態に戻らない。整腸剤投与を再開。
さらに4月15日(水)に強肝剤も無理矢理あたえたところ、吐き出した。そしてその夜にまた緑の水P。
2度目の診療:
4月16日(木)前回と同じ病院だが別の先生。聴診器・触診・検温、検便に加えてレントゲン撮影。胃に空気の塊(?)があり、悪玉菌活躍中、と診断された。
栄養補給のための注射と下痢止め/吐き気止めの注射。強肝剤と整腸剤を処方される。
獣医さんからきいた話: 当時、うちにはフェレットバイトがなかった。FERRETONEでだめなので毛玉取り剤に薬を混ぜて与えたらまた吐いた。以後、投薬を諦めて自然治癒を待つ。
土曜には緑水Pでなくなり、黄色い粒々うんまでに回復した。その後はしばらく黄色い粘膜うんが続き、びちびち(水までいかない)と固形をくり返す。体重は微減して24日(土)1kgを割った。
4月17日(土)にびゃっこだけ公園オフにつれていった。
3たびP:
4月24日(土)に藤井さんちに人間だけ遊びにいった。らいち@ぱぱれもん家のにおいをつけて帰ってきたらくんくん攻撃にあう。白い子大集合でも公園オフでもそういうことはなかったのだが。翌日、砂糖水に溶いた整腸剤を与えようとしたら、いやがって去っていった。そして再発。また緑の水に…。
3度目の診療:
4月26日(月)病院へ。最初の先生。聴診器・触診・検温、検便。消炎剤の注射。Nutri-calをなめさせてみる。なめる。薬はこれに混ぜて与えなさい、ということに。
一度に指定された量を与えるのが困難だったので、先生に相談したら小分けにして与えてもよいとのこと。強肝剤/整腸剤/消炎剤は「正常な状態で与えても害のない薬」で、抗生物質のように与える量と時間厳守ではないとのことだった。
翌日の火曜日には水Pではなくなる。

ここまでうちの餌はニチドウのフェレットグロース:フリスキーミックス=3:2くらいのブレンド。
びゃっこもなんとなく調子が悪いので、時々、整腸剤(残っていたやつ)を与えてみる。但し、びゃっこは油に弱いのでNutri-calではなく砂糖水に溶いて。
サイエンスダイエット猫用メンテナンスのサンプルがはいったので、ブレンドに加えはじめる。

4度目の…:
実家にとまりにいって、5月1日(土)にびゃっこだけ連れててんこさんちに遊びにいった。次の日は2匹とも置いて遊びにいった。その日は、甥っこたちが遊びにきていて、フェレットたちはちびどもが騒ぐ居間でカバーをかけてずっとケージに閉じ込められっぱなしだったそうだ。
夜にみたらケージの中がびちびちの水Pに…。
その夜は実家に泊まる予定だったが、翌朝の病院のことを考え、帰宅することにする。帰宅後だいぶ水状態がおさまった。
最後の診療:
5月3日(月)朝にはやわらかめの毛玉取り剤くらいにまで回復してた。とりあえず、病院へ連れていく。診療開始時間を1時間間違えて病院に着いてしまった。休日の診療開始時間は平日より遅かったのだ。病院の前で待っていると、犬の散歩から帰ってきた院長先生があけてくれて、見てくれた(1回目、2回目とは違う先生)。聴診器・触診。注射はなし。整腸剤処方。
経過:
病院へいった日の5日後の5月8日(土)に親戚の家へ泊まりにいく予定があった。もちなおしていたので連れていった。
親戚の家には推定とらとほぼ同い年のフェレット・ベルちゃん(♀)がいたのだが、この子がフェレ嫌いでとらもびゃっこもしっぽが爆発する程激しく襲われた。しかしPにはならず(びゃっこはウツボになっていたが…)。とらなど、そこの家のドックフードを食べて逆に便が快調に…。
どうやら、とらは置いていかれるのが嫌らしく、他の子に襲われるのは苦にならない(?)らしい。このあと、ぱぱれもん家に2度程連れていってククク軍団に襲われていたのだが、なんともなかった。

5月12日(水)から8in1 Ultimateをブレンドに加える。サイエンスダイエットは5月15日(土)でおしまい。
5月15日(土)から薬なしで経過観察するつもりだったが、アロエの植替えをしたらくんくん攻撃にあって、とらのうんの状態が悪化する。再び整腸剤を与える。
5月16日(日)からビール酵母を粉末にしたものを与えてみる。
5月18日(火)便の状態が落ち着いてきたので、薬無し経過観察にはいる。週末にちょっと状態がわるくなり整腸剤を与えた。
5月20日(木)とらの体重が前週比50g増となる。
5月24日(月)から1週間、残っていた強肝剤をNutri-calに混ぜて与える。
5月29日(土)ぱぱれもん家に赤ちゃん(すざく)訪問にいく。とらはらいちにしばかれ脱糞。
5月31日(月)緑がかった固形うんになるが、翌日回復。これはブタ耳スライスの食べ過ぎだったようだ。
6月2日(水)強肝剤と整腸剤で安定していれば大丈夫、ということでとらとびゃっこにジステンパーの予防注射をした。
6月30日(水)とら、体重1.2kg台に復帰!

結局、発症から2ヶ月くらいたって安定、3ヶ月たって体重がもどりました。

すざくの場合

発症:
1999年10月12日(月)夕方帰宅したら、すざくのケージにPとGが。Pは水ではなく型くずれを起こした状態で茶色、Gもフードがふやけたフードがそのまま出てきたというような色で、胃液までは出てない模様。ぐったりしている。
フードを与えると食べる、が、またすぐに吐く。飼い主あせりまくり。獣医さんに電話するが、留守電になっている。とりあえず伝言を残す。次いでてんこさんちに電話する。少し落ち着く。もう1件、獣医さんに電話するがこちらも留守電。またFMLに泣きつき、アドバイスをもらう。
アドバイスに従って、水は好きに飲ませるが、絶食させることにする。ケージ内から餌を撤去。
原因:
室温MAXが28℃だったので、暑さにやられたのだと思う。
この夏、28℃を越えるとびゃっこがつらそうだった。夏の間はすざくはへっちゃらだったのが、数日間涼しくなってきていたのに、この日、急に暑くなったのがこたえたのかも。
また、すざくのケージはにいちゃんたちと別で、窓に近いところにあり、にいちゃんたちより温度があがりやすかったのかもしれない。(温度計はにいちゃんたちのケージの上にある)南向きの我が家、夏場は朝日は気にならなかったのだが、太陽の高度が低くなって陽が直接ケージにあたるようになっていたのがいけないらしい。レースのカーテンはしているのだが…。
最初の治療:
翌夕、近所の病院へ。この日はどうしても抜けられない仕事があって、朝から病院へいくことができなかった。幸い、朝は前夜よりは元気になっていた。夕方はさらに元気になっていた。何も与えていないので、PもGもなし。
病院では聴診器&触診うける。注射はなし。腸を保護する抗生物質の液体の薬を処方される。
ちなみに、留守電の伝言は声が小さすぎて聞き取れなかったそうだ。(汗)
投薬2日で便の状態がよくなる。
再発:
投薬をやめて4日目の10月18日(日)再びPに。その前の夜に爪を切るためFERRETONEを与えたのがよくなかったのかもしれない。
獣医さんに電話で相談、今までの薬を多めに与えてみなさいとのこと。
ぽんこさん(ちょっと前までともちゃんが熱とPで大変だった。もう大丈夫)からアイソカルをもらっていたので、ダックスープを作ってみる。フード5粒に水で1/2に薄めたアイソカル15cc+粉末にしたビール酵母耳掻き1杯。すざくはスープ分だけぺろぺろよく飲んだ。
油分はよくないらしいというので、混ぜるフードはフェレットグロース(蛋白質32%・脂肪18%)とフリスキーミックスにする。
相談2回目:
1週間薬を与えつづけても一向によくならない。固形になったり水っぽくなったりする。どういう条件でどうなるのかよくわからない。再び獣医さんに電話。
ダックスープを与えていることを伝えると、水分を減らし固形分を増やしなさいとのこと。フードを砕いた物を多くしてダックスープにいれたのだが、固形分はあまり食べてくれない。砕かないでいれておいたふやけたフードはまったく食べない。
ダックスープとは別に固形だけいれておいたら、半日で1粒だけ食べている模様。
10月27日(水)てんこさんからワイソング・ニーチャー(子猫用フード)をいただいたので、いれてみたらそこそこ食べる。脂肪が高い(22%)のでいまいちかなと思ったのだが、とにかく食べるので与えていた。アイソカルはフードを混ぜずに飲み物としてだけ与える。
相談3回目:
10月29日(金)便の状態は持ち直してきたものの、まだゆるくねっとりしている。体重も800gを割るところまでいってしまった。念のため、便だけ持参して検便してもらう。虫や悪玉菌などの異常はなし。
獣医さんから猫用療法食のサンプルをもらう。脂肪を減らし、水分の吸収を良くした餌だそうだ(蛋白質32%・脂肪12%)。今まで固形餌に見向きもしなかったすざくがばりばり食う。そして、もりもり見事なうんちを!
1日でサンプルを全部食べ尽くしてしまったので、翌日、病院へいって1袋買う。にいちゃんたちに与えても問題ないとのこと。
経過:
以後、ばりばりそれを食べて10日位で元の体重1kgに戻った。
11月16日(火)現在、療法食:8in1 Ultimate(蛋白質38%・脂肪19%):フェレットグロース=2:1:1の割合で与えて経過観察中。すざくは療法食→フェレットグロース→8in1の順に食べているらしく、8in1だけいつも若干残っている。便の状態は異常無し。
様子を見ながら療法食の割合を減らしていく予定。
なお、11月17日(水)に避妊手術をしたので、その影響がどう出るかは不明。

その後、避妊手術後は順調に回復し、2週間くらいで療法食がなくなった。療法食をやめても異常なしだった。


ナースフェレは[フェレット王国]提供


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Nov. 18, 1999
Last Modified: Sep. 19, 2001

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