古生物

ハドロサウルス

白亜紀に栄えた大型鳥脚類(植物食)の1グループ。カモハシ恐竜ともいわれる。子育て恐竜で有名なマイアサウラもハドロサウルスの仲間である。モンゴルではクリトサウルス、サウロロフスなどが見つかっている。

イグアノドン

鳥盤目鳥脚類、主に二足歩行をしていた植物食恐竜。「イグアナの歯」という意味の名前で、初期のころに見つかった恐竜として有名。広く分布していたらしく、世界中から発見されている

ピナコサウルス

鳥盤目鎧竜の植物食恐竜。ゴビではよく見つかるようだ。中国とカナダの恐竜発掘プロジェクト(1994年に大阪で大きな展示会があったやつ)では、ピナコサウルスの幼体が折り重なるようにして埋まっている化石が内蒙古から見つかっている。

アロサウルス

竜盤目獣脚類で、中生代ジュラ紀の有名な肉食恐竜といえばこいつのこと。素人でもわかるティラノサウルスとの違いは、前肢に3本指があること。(ティラノサウルスは2本)

プシッタコサウルス

鳥盤目角竜の小型植物食恐竜。鳥脚類から角竜に分かれる途中の形態を持つ生き物といわれている。口が角竜とおなじオウムのクチバシ型をしているが、角や襟飾りはない。角竜は四足歩行だが、こいつは鳥脚類と同じく二足歩行をしていたらしい。

アンハングエラ

翼竜目プテロダクティルス亜目の翼竜。プテラノドンと違って歯と反り返ったくちばしを持つ。ブラジルでよく見つかるようだ。

プロトケラトプス

鳥盤目角竜の小型植物食恐竜。モンゴルといえばプロトケラトプス、1920年代に初めて恐竜の卵の存在が確認された種類。プロトというくらいで、角竜の特徴である角はまだなく額のコブ程度、襟飾りも小さめだ。トリケラトプスなど北アメリカの大型角竜の祖先...

ヴェロキラプトル

竜盤目獣脚類の小型肉食恐竜。ジュラシック・パークで一躍有名になったやつ。名前はすばしこい泥棒という意味。(本当はジュラシック・パークのやつよりふたまわりくらい小さい。あの大きさのやつはユタラプトルというそうだ)後ろ足に大きな鍵爪があり、敏捷...

モノニクス

竜盤目獣脚類の小型肉食恐竜。骨格が非常にトリに似ていて前足が大きな爪付きの一本指に特殊化している。

ウダノケラトプス

鳥盤目角竜(植物食)プロトケラトプス科。プロトケラトプスより2まわりくらい大きくて全長5mといわれている。最初の発見地はツグリギン・シレから西へ40~50kmくらいいったウーデン・サイルというところ。論文記載は1992年だそうだ。