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ジャケット作業 | ||
問題その5:車が傷む 発掘現場への往復3日目、荒れ地得意おっちゃんの車が危なくなってきた。スタックで後輪ぐるぐるするし、スタックを避けるためローギアで飛ばすのでオーバーヒートするし、車に負荷がかかっている。いくらドライバーの腕が良くても2駆では無理がある。 地元の人のロシア製4駆トラックに来てもらうことにした。どんなトラックがくるのか、いつ来てもらえるのか、よくわからない…。 | ||
この日は現場に泊まる予定だったので、自分の使ったテントをたたんだ。そしたらテントの下に虫がいっぱいいた。 | ||
途中の井戸でジャケットに使う水を調達。車はスタックやオーバーヒートで大変。 | ||
麻布が足りなくなった。キャンプにまだあるので、それを取りに戻る必要がある。ジャケット作業は順調だったので、泊まらなくても良いということになった。用意してきた泊まり用装備とメンバーの大半を積んで車は速めに引き上げることに。 | ||
待っている間に日が暮れてしまいました…。 | ||
問題その6:車がこない 夕方にキャンプ地へ来るはずのロシア製トラックに麻布を積んで発掘現場へ戻って作業して引き上げる、という予定でいたのだが…。 トラックがこなかったら、いつもの車でスタックしない道まで来て、車はそこで待っててもらって徒歩で現場まで麻布を運んで、ということにしていた。 ロシア製車には何人乗れるかわからないので、とりあえず、作業に最低限必要な3人が現場に残った。ねこまたぎも残り組。 が、日が暮れても車がやってこない。ロシア製車は借りられなかったのだろうか。プラン2にしても遅過ぎる。もう泊まらないつもりで装備は全部返してしまったので、このまま野宿というのはヤバ過ぎる。枯れ木を集めてたき火してみたりする… まっ暗になってから2人が荷物を担いで徒歩でやってきた。ロシア製車は来なかった。安全な道まで送ってきたドライバーは待つのが嫌だといって帰ってしまった。今夜はここへ泊まれ、と。 |
発掘現場最終日 | ||
テントは発掘している場所のすぐ横に張った。とりあえず、昨夜と同じお菓子を食べて、ジャケットしたものをひっくり返す作業に入る。 | ||
ジャケットをひっくり返したあとは、裏側の土をできるだけ除く。軽くいしないと運びにくいのだ。土を除いていくと化石が出てくるので、手早くでも慎重にやる必要がある。 作業してたら、車が遠くに止まって歩いてくる人たちが。慎重運転にーちゃんと、資材運搬用トラックの運転手のにーちゃんが水と朝ご飯を運んできてくれたのだ。暑い中、ご苦労様である。そして少しほっとする我々。 | ||
ジャケットしたものは全部ひっくり返した。とりはずした後にまた化石が出てきたり。 今度はジャケットに使う水が足りなくなったので、とりあえず全員車でキャンプに戻ることにした。 | ||
止めてある車まで炎天下のウォーキング約30分。にーちゃんは枯れ川ではなく路面が固めの道を辿って来ていた。 井戸は同じ場所にポンプ式とバケツ式の2つある。トラックにーちゃんはそのまま飲む! さすがジモティ | ||
ロシア製トラックが到着した! これで運ぶというより牽引用のようだ。作業要員+αが慎重運転にーちゃんの車とトラックで出かけて行った。ねこまたぎはゲルで休憩 この日の午後からは強風で、ゲルの梁が落ちたり。真ん中に重しをして少し落ち着いた。 | ||
暇なトラックにーちゃんがハリネズミを見せにきてくれた。かわいい! 最後の作業組が化石とともにキャンプに到着。一時はどうなるかと思ったが、一安心。 |