見えている化石だけ掘れ

ゴビ恐竜発掘ツアー2009

小さい恐竜の絵
2009年8月8日〜15日

発掘地まで発掘地1〜2日目発掘地3〜4日目|>帰途

出発
キャンプ地 キャンプ地

夜は強風でテントが潰れるかと思った。
朝早く、ゲルをたたみ始める。

井戸スタック

車にガソリンを足して、資材をトラックに積んで、いざ出発。7時ちょっと前。

問題その7:車が壊れた

しばらくは快調に走っていたのだが、走り出して2時間弱で異音がして車が止まった。酷使していたおっちゃんの車だ。パンクではなく、車軸の奥のベアリングのなんたらが壊れたらしい。手早く部品をはずすドライバー。だが、ここで修理できるわけもなく…

おいちゃんは後から追いついて来たトラックに部品を持って乗り込む。ねこまたぎも何故か乗れといわれて連れて行かれた。他の人たちは車とともに居残り。先にいっていたにーちゃんの車は途中で待っており、ねこまたぎはそちらへ乗り換え、2台で先を急ぐ。サインシャンドまでは30分ちょいだった。

車車車
修理屋修理屋

サインシャンドに着いたら部品を求めて修理屋をめぐる。ヒュンダイの車の車軸なんてそうそうあるもんじゃないだろう。
5軒目でやっとどうにかなりそうな気配。

修理屋修理屋修理屋
昼食昼食

朝から何も食べてない我々、置いてきぼりの人たちに悪いなと思いながらもご飯を食べる。11時頃。

町町町
グミ


その後は木陰でぼけらーっと待つ。町の中にはモダンな恐竜の像と時間がちぐはぐな時計台があった。
暑さで合体してしまったグミ。

13時頃、にーちゃんの車で置き去りメンバーが戻って来た。おいちゃんの車はまだ直ってないらしい。

道

15時頃、おいちゃんの車到着!なんと直った!すげぇ。そして一路北へ。
撮影は、トイレのため物陰を求めて遠くまで歩いていった地点より。

夕食夕食

20時頃、チョエルで夕食。食堂は閉店間際で、「あるものだけ」メニューが出て来た。このソーセージ炒めは食べやすかった。

夕食夕食

この店、ディスコみたいな部屋とカラオケの部屋があった。カラオケの部屋はすごく盛り上がってて大合唱状態だった。

この後、わりと控えめなスピードで舗装道路を走って、夜中の12時頃、おいちゃんの車を途中で待っていた別の車に取り替えた。やっぱ不安だったのかな。
そしてウランバートルに着いたのは午前1時。翌朝は4時には宿を出なければならない。
6日ぶりにシャワーを浴びて、荷物を詰め直して、ちょっとだけ横になって、ほとんど眠らずに出発。でも、車の中で爆眠してたからあまり問題無し。


無事帰還
機内食朝食

朝、e-ticketの番号を印刷した紙を無くした人がいてひと騒動だったけど、航空会社に問い合わせたら名前がわかれば大丈夫だとのことで、無事チェックインできた。
日本では地震?台風?と心配したけど無事帰国できました。

いつになく問題山積みで、サバイバルなツアーだったが、終わりよければすべて良しということで。
今回初参加だった中学生少年や70代淑女にはかなり過酷な体験だったことだと思う。でも、重病人も出ずに化石とともに戻って来れてよかった。

発掘した化石はモンゴルの研究所に送られる。クリーニングしてみないと何かということははっきりいえない。それがいつになるかは…わかりませーん。まだ去年の化石もクリーニングされてないのだった。


おしまい


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Aug. 23, 2009

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