発掘4日目
穏やかな夜だったが、夜中の1時半頃、なにかはぁはぁいう獣がテント脇を通過した。息を切らした犬っぽくもあり、豚っぽくもあるけどゴビにはイノシシや豚はいないと思う。ヤギじゃなさそうだった。リグデンさんに聞いてみたら、キツネかノロバかもと。どちらも姿を見てないなぁ。
朝ご飯はソーセージとオムレツと米だった。
発掘では細かい骨がいっぱいになってきていて、Kさんが標本整理を始めていた。
午前中、リグデンさんとハンガイさんがどこかへ出かけていった。昨日からずっと停まっているトラックに食料を水を届けたそうだ。トラックはスタックしていて、我々のキャンプの車では引っ張り出しは無理なので差し入れということらしい。こういう助け合いもモンゴルっぽいなぁと思った。




お昼ご飯はカレーっぽい煮込み。
Kさんと竜脚類ドクターは昼休みそこそこに現場へ。竜脚類ドクター、ずーっと口角が上がっている。ずっと嬉しいのかな。モンゴルではオピストコエリカウリヤという小型の竜脚類が出ていて、今掘っているのも小型なので、猛烈に比較研究したいようなのだ。
我々はガシガシ掘って、モンゴルスタッフが黙々と ジャケット作って、 高橋さんが帰りの積荷の心配をしていた。



夕食の時間になってもなかなかご飯に集まらない。ナラさんは様子見て揚げ物始める。夕食はパイナップル載せチキンだった。
今夜は星を見ながら大宴会。ハンガイさんの車のオーディオシステムでガンガン曲を流す。ハンガイ号、移動中は全然音楽かけてなかったのに。選曲はプジェさんみたいだ。ソースはプジェさんのスマホかも。



8/13は流星群のくる日で、流れ星もたくさん見た。
天の川も素晴らしく、南の空には蠍座がばっちり見えて、露出を変えて星を取りまくったのだが、自分のデジカメではあまりよく写らなかった。
F氏のiPhoneには素晴らしい天の川などが写っていた。(報告会のときにもらったはずなのだが、転送失敗していたみたい…)
発掘5日目
昨晩、結構な量のアルヒを飲んだ割にはちゃんと起きれた。
朝、朝食前に仕事を始めている人たちがいて、7時になっても食事に集まってこない。ので、先にいただく。揚げパンみたいなのが結構美味しくて、つい、いっぱい食べてしまう。
食事のテントの近くに見慣れない鳥がやってきていた。



スタックしていたトラックは午前中に姿を消していた。よかった、脱出できたのねん。
晴れるととても急激に気温が上がる。11時には日向で36℃、13時には40℃になっていた。
熱くて強い風が吹いてくる。
メンバーの一部はプロスペクトに出かけていった。あたりを歩き回ってめぼしい化石を探すのだ。
残ったメンバーは掘り続け、ジャケットをひっくり返した裏を削り、完成したジャケットも増えてきた。



お昼はチーズハンバーグだった。



キャンプ地近くにヤギの集団がやってきた。羊を率いているヤギか? と思ったがよく見るとほとんどがヤギだった。ほぼヤギというのは珍しい。


午後、一人いないなぁと思っていたら、熱中症気味で休んでいたそうだ。回復してよかった。
発掘も終盤なのでむやみに掘らず、掘り出せる量・運べる量を考えながらの作業となる。ドローンを飛ばして産状を記録したり。
キャンプ地は発電機で電気を供給していて冷蔵庫を動かしている。我々もスマホやドローンを充電させてもらっている。



7時過ぎにゆっくり夕食をとっていたら、強い風が吹きはじめた。モンゴルスタッフはすぐに対応。我々も自分のテントを閉めて、食事のテーブルは大きな青テントの中に持っていった。
…結局食べ残したお肉が多めになってしまった…。




発掘6日目
発掘地最終日は、最後に掘り出したやつをジャケットして乾かし、埋め戻すだけだ。なので、日中は、車に乗ってみんなでホンギル・ツァフにでかけた。2015年に行ったところだ。
雲がほとんどないいい天気だった。
キャンプの500mlペットボトルの水が足りなくなっているようだった。モンゴルスタッフはお茶を空のペットボトルに詰め直していた。



1時間ほど走って、崖からだいぶ離れたところに車を止めた。集合時間にここに戻ってくる。各自思い思いの場所を目指してスタート。
私はとりあえず枯れ川に沿って奥の崖を目指してみた。川をはずれると草というか灌木というか、植物がいっぱい生えていて歩きづらい。
化石の欠片は結構落ちている。日向は41℃。湿度が低いのでそれほどつらくはない。








結局、自分はめぼしいものは何も見つけられずに戻ってきた。
時間になっても戻ってこないメンバーがいて、車のそばでお茶していた。予定より50分くらい遅れて出発。



昼食時、デリカとトラックが風よけのために食事テーブルの近くに停めてられていた。食事後は、化石の記録整理。
冷蔵庫の片方はすでに空になっていた。



さて、午後は埋め戻しの作業だ。今年は全部掘り出すつもりでいたが、叶わなかった。
昨年の埋め戻しに使ったペットボトル入り袋に加えて、今年の分の空ペットボトル袋を作って、掘り出した溝を保護して埋め戻す。埋めてあった分で全然足りないということは、今年もずいぶん掘ったんだなぁ。



夕飯食べて、ハンガイ号ミュージックタイムがあって、22時にお開き。今年の発掘も終わってしまったー。



