発掘1日目
朝、まだ空模様はいまいちだった。
テントの中は22℃で湿度60%くらい。過ごしやすいといえば過ごしやすい。
モンゴルスタッフが手洗い器を組み立てていた。足元のポンプを踏むと水が出てくるやつ。去年もこれのお世話になった。少しずつ水を出せるので節水になる。
8時に朝ごはん、ハンバーガーサンドとお米とお肉がはいった雑炊みたいなスープ。ハンバーグはナラさんの手作りでとてもおいしい。







9時頃、雨が降りそうで発掘を開始するかどうか迷っていて、我々は待機。発電機も天気のせいか動かしていない。
10時ちょっと前にトイレが建った。コレで安心。トイレに行って帰ってきたら雨が降り出してテントの中で待機。外はヤッケをきていても涼しいくらい。



暇なので、テントの中でもってきたKindle読書をしていた。
12時ちょっと前に一旦、雨がやんだのだが、また降り始め、12時半頃に晴れてきた。晴れてきたらたちまち気温が上がって、外で35℃。
暖かくなるとトカゲも出てくる。


お昼ごはん、煮込みもサラダもパプリカ入りで食べられず、塩昆布でご飯。




14時過ぎに掘り出し開始。昨年、青いシートをかけて埋めたやつを掘り出す。
ここ数年、遊んでいた骨パズルもそのまま残っていた。水に浸して首に巻くやつ、今年は子供用の恐竜模様の可愛いのにしたのだけど、ちょっと小さくてすぐほどけてしまうのが難だった。





と、懸命に掘っていたら遠くで雷が鳴り出し、雨が大粒になってきたので、作業中断、シートをかけてテントへ退避。ソートは緑のと柄物のやつ(タープでつかうやつ)を二重にしていた。


雷鳴がひどくなってきて、そのままテントで横になってKindleを読んでいた。
17時頃に晴れて虹が出た!
作業再開。
通常は19時夕飯なのだが、20時にずらしてもらった。
雨が激しかったのでトイレのまわりがぬかるみになったらしく、踏み石が置いてあった。もうあたりは乾いていたけれど。
20時だと日が沈んでしまい、暗い中での食事となる。






夜はおだやかだった。風もなく外は19℃くらい、テントの中は21℃くらい。過ごしやすい。
月明かりで懐中電灯無しでもトイレの場所がわかるくらいだった。
発掘2日目
5時半頃起床。東は日の出、西側は晴れていて、まだ月が見えた。


朝のテント内は18℃、湿度80%!、ここ沙漠の端っこだよね?
テントには露が。
朝ごはん前から発掘現場で作業する人あり。現在の状況を記録していた。


食卓にはいろいろな種類のお茶やインスタントコーヒーが置いてある。今回初お目見えのハングルが書いてあるティーバッグを淹れてみた。玄米茶っぽい味がした。


8時すぎに発掘開始。風が冷たい。外気22℃くらい。
掘るの楽しー! 画像で、たこ焼きスティックの隣の白っぽいところが化石。化石は運ぶことを考慮し、周りを掘って土ごと ジャケットにするのだが、どこまで続いているかわからないと、どういう塊で掘り出すのか決まらない。露出させすぎずにつながりをみるのは結構気を使う。
作業中にマンゴー味のリプトン紅茶が配布された。マンゴーといわれればマンゴー、まずくはないけど微妙な味だった。



お昼はマントウとチーズのせハンバーグ。



食後、モンゴルチームはタープの下で談笑、だがしかし、料理人のナラさんだけはキッチンカーで次の食事の準備。働き者だー。
今年は鳥がキャンプサイトに近づいてくることが多い。鳩がいた。普通に日本でも見る鳩と同じような鳩。鳩、沙漠にもいるのか!?
空高く飛んでいるのは鳩じゃないはず。ちょっと種類がわからない。




午後の発掘で早くも ジャケット作業が始まった。
今掘っている化石はわりと大きいものが多く、高橋さんは運び出す優先度を気にしていた。小型のトラックに乗る分だけ、である。しかし、モンゴルスタッフは掘る気満々で石膏や麻布など資材をたっぷり持ってきていた。
まずは、「これをどけないと下が掘れない」という小さいパーツをギプソナで包んでいった。あらかじめ石膏を染み込ませてあるシートを水に浸してそれを巻くのだ。


夕飯は私の大好きなホーショルだった。大きな揚げ餃子みたいな感じのモンゴル料理だ。自分で自分のお皿に取り分けるのだが、だいたい一人2つくらいを見込んで作っているらしい。ちょっと多いかも。
発電機が動いている時を見計らって、モバイルバッテリーやスマホを充電する。延長コードの端子はどんな差込口でも対応できるものになっていた助かる。



この日は早めにテントへ。テントに虫が衝突する音がして気になる。日中はそこそこの風で虫もこなくて過ごしやすかったのだが。
モンゴルチームは遅くまで談笑していた。
発掘3日目
夜中に雨が降ったり止んだり、風が強くなったりおさまったり。
朝食前、発掘現場では測量杭を打ち直したりして、3D化のための写真撮影が始まった。今朝は曇っていて濃い影ができないので、撮影日和かも。そしてドローン撮影も。
ちょっと寒くて20℃、湿度46%。ヤッケを来て首にスヌードを巻いてちょうどよいくらい。




朝食はすいとんみたいなスープとフレンチトーストみたいなパンだった。デザートにアーロールをいただいた。カチカチになった酸っぱいチーズみたいなやつだ。日本人はわりとこれが苦手。自分は食べるけどね。



キャンプではトラックがキッチンになっている。トラックの横には冷蔵庫2つと水瓶(青いタンク)が置いてある。冷蔵庫は、上が蓋になっている業務用のやつだ。アイスの冷蔵庫、といえばイメージできるだろうか。赤い円筒はLPGのタンクだ。キッチンの中ではガスで調理している。
モンゴルスタッフが持ってきていたインスタント・スーテーツァイ(モンゴルの塩味ミルクティー)がおいしかった。コレが欲しくて後日、ウランバートルのコンビニや空港の売店で探したのだが見つからず、類似品を買って帰った。



午前中、発掘作業に勤しんでいたら、岡山理科大の千葉先生がモンゴルのスタッフと一緒にやってきた。岡山理科大もこの時期、このあたりで発掘していて、サインシャンド他の先生を迎えにいくついでになにか買い物をするとか言っていた。
千葉先生は、過去のこのツアー参加者で、わたくしたちにとっては「千葉くん」である。もうだいぶ偉くなったなぁと感慨深い。なんやかんやでお昼を一緒に食べてから出かけていった。



で、迎えにいった帰りに岡山理科大メンバーがまたキャンプに立ち寄ってくれた。お土産にスイカとアルヒをいただいた。同行の凄腕と聞くモンゴルスタッフ・マイナさんがすっかりくつろいでしまって、岡山理科大メンバーも一緒に夕食、ということになった。こういう事態に対応するキャンプスタッフ、特に調理のナラさんは大変だなぁ(でもモンゴルではしばしばあることみたいだ)。
この日も天気悪そうだったので、夜の談笑後に発掘現場にシートをかけた。




